活動実績

 伊豆諸島植生研究グループは、伊豆諸島の植生に関する基礎資料と各島の自然保護活動に還元する必要性を感じ、活動を開始しました。

 御蔵島におけるシンポジウム開催(2010年度)を始まりとして、各島の植生誌、伊豆諸島全体の植生誌、植生誌の普及版を発行するとともに、9島でシンポジウム等を開催してきました。

 2016年度には島間の自然保護の担い手の連携を深めるべく、大島現地において伊豆諸島で初となる7島の自然保護の担い手による総合討論などを実現しました。

 さらに、2022年度には、オンラインを活用した「伊豆諸島の自然保護シンポジウム~自然保護と持続的利用~」を開催し、大島、三宅島、御蔵島、八丈島からの4講演とともに、伊豆諸島の全町村(大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村)から1名以上が自然保護についてコメントできる機会を設けました。